ブックメーカー初心者が最初に疑問に思うベット方式が「ハンディキャップ」だと思います。
ここではそんなハンディキャップの賭け方を、分かりやすく具体例を挙げてご説明していきますので、ブックメーカーを登録したばかりという方にはぜひ参考にしてもらいたいと思います。
ハンディキャップって? そもそもなんのためにあるの?
ハンディキャップというのは、これまでの成績などを客観的に見て実力差がありすぎるチーム同士が試合をする際に、賭けを成立させるために生まれた海外では古くからあるベットの方法です。
サッカーで例えるなら、リーグで優勝間近で首位を独走するチームと、リーグ戦でまだ一勝も挙げていないチームの試合があったとします。この場合、ほとんどの人が首位を独走するチームに賭けますよね?こうなると賭け自体がそもそも成立しなくてお金が集まりません。そうした場合、弱いチームのほうにハンディキャップを何点か与えた場合どうなるか?という仮定のもと賭けの対象にしていくのです。
ハンディキャップが表す「数字の意味」
まずハンディキャップの欄に「+1」「-1」という数字が出てきますが、これは「1点すでに入った状態からの試合スタート」ということを意味します。
実際の試合ではそんなことはありえませんが、あくまでこれはベット対象として架空の設定です。
【Aチーム+1オッズ6: Bチーム-1オッズ2.5】となっていたら、
「Aチーム1-0Bチーム」
この状態で試合が始まったと思って下さい。
そして、この試合の実際の結果が「0-0」の引き分けだったとしたら、ハンディキャップがAチームには1点あるので「Aチームの勝ち」と見なすわけです。
実際の試合を例に挙げて解説!
バルセロナ対ローマですが、「1X2」と書かれた勝ち負け引き分けを表す「マネーライン」のところを見てください。
「バルセロナ1.28 引き分け6.5 ローマ13」となっており、圧倒的にバルセロナが優勢ですね。
※ 1=ホームチーム(左側) 2=アウェーチーム(右側)
※ オッズが小さい=配当金が小さいので、勝つ確率が高いと考えられている
それでは次の画面を確認しましょう。
引用元:1XBET
https://jp.1xbet.com/ja/line/Football/118587-UEFA-Champions-League/23246555-Barcelona-Roma/
ここではまず下記のハンディキャップのオッズをご覧ください。
「ハンディキャップ1(-2)」:2.26 「ハンディキャップ2(+2)」:1.76
となっていますね。
これはバルセロナ-ローマの試合が「0-2」の状態で始まったということを表します。このハンディキャップでローマ(2の方)がオッズが小さくなっていますので、多くの人がハンディキャップ2点もらった状態でようやくローマが勝つと予想しているわけですね。つまり、バルセロナは絶対に1点は取るだろうという意見が多いということです。
ハンディキャップでの「0.5」の意味
さきほどの画面で「-1.5」「+1.5」というところがありますが、これは数字をそのまま試合結果に足せばいいわけです。つまり試合結果が「バルセロナ 1-0 ローマ」だったとしたら、ハンディキャップを足し算すると、「バルセロナ 1-1.5 ローマ」で、ローマの勝ちとなるわけです。小数が入ってくると引き分けという結果がなくなり勝つか負けるかの二択になります。
まとめ
- ハンディキャップ方式は弱いチームにベットしても賭けの上では勝つことが出来る。
- 整数1,2や-1,-2は予想する試合結果にそのまま当てはめればよい。
- 0.5単位で賭けるやり方があり、その場合は引き分けという結果はなくなり勝つか負けるかの二択になる。
ブックメーカーにおけるハンディキャップを説明してきましたがいかがでしたでしょうか?ベット対象の試合を最後まで楽しんで見られるという面もあるので、ハンディキャップ方式は広く楽しまれています。
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