今回コインチェックがハッキングにあうという残念なニュースが入り、プレイヤーの皆さんも、オンラインカジノのセキュリティは大丈夫なのかと心配されているかと思います。
この機会にビットカジノ(Bitcasino)の担当者と、Skypeで直接お話をすることができ、セキュリティ水準についても聞いてまいりました。
結論から言うと非常に安全な管理体制になっており、今回ハッキングにあったコインチェックよりも、何重もセキュリティが敷かれています。
コインチェックのNEM盗難事件の問題点
今回のコインチェック盗難事件の、コインチェック側のセキュリティの問題点としては、
ネットに接続されているホットウォレットにNEMが全額保管されていた (オフラインであるコールドウォレットは使用していなかった)
ハッキングされにくくなるマルチシグウォレットは使っていなかった
という以上2点に集約されます。
オンラインカジノの安全性は? ビットカジノのセキュリティ体制
セキュリティの着目点
コインチェックNEM盗難事件を受けて、今回私が確かめたのは下記の点です。
- ビットコインを保管しているのは、ホットウォレットかコールドウォレットか
- 一部がホットウォレットであればその割合
- マルチシグウォレットは使っているか
- プレイヤーの資産は、経営資金とは完全に別に保管されているか
ビットカジノからの回答
質問)ビットコインを保管しているのは、ホットウォレットかコールドウォレットか
回答)ビットカジノでは、ホットウォレットとコールドウォレットを組み合わせて使っている。
質問)一部がホットウォレットであればその割合
回答)ホットウォレットには、即時の引き出し要求を満たせる程度のビットコインを入れている。 それ以外は、5つのコールドウォレットに分散して保管している。
質問)マルチシグウォレットは使っているか
回答)5つのコールドウォレットのうち、2つがマルチシグウォレットになっている
質問)プレイヤーの資産は、経営資金とは完全に別に保管されているか
回答)完全に別に保管されている
【画像で解説】ビットカジノのセキュリティ体制まとめ
つまり、ビットカジノのセキュリティ体制は、
ホットウォレットでプレイヤーの即時引き出しを実現しながら、コールドウォレットで資産の大部分を管理するハッキングに強い管理体制
また、カジノ会社の経営資金と、プレイヤーのビットコインは完全別なので、万が一経営破綻や大赤字になる事態があっても、プレイヤーの資産は安全に保たれている。
というセキュリティ体制になっているわけです。
自分の資産を安全に保つには
取引所にはできるだけ保管せず、ハードウェアウォレットなどのコールドウォレットを使用する
取引所やオンラインカジノを利用する際は、認可を取得しているところを利用する。
用語解説
ホットウォレットとは
オンライン環境下にある仮想通貨ウォレット。送金がすぐにできるというメリットがあるが、ハッカーに狙われやすい
コールドウォレットとは
ネットには接続されていないオフライン環境下にある仮想通貨ウォレット。 ハッキング耐性を持つが、送金をするのが一手間かかってしまう。 Trezorやペーパーウォレットなどが該当。
マルチシグウォレットとは
仮想通貨の送金には「署名(パスワードのようなもの)」が必要だが、マルチシグウォレットでは、複数の署名を必要とする。シングルシグウォレットよりハッキング耐性が高い。
シグとは「Signature(署名)」の略。
今回セキュリティ水準を確かめたビットカジノ(BitCasino)の解説ページはこちらです。
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